今日は茅刈りへ~茅葺屋根について考える~

整体は休みですが、茅刈りの手伝いへ行ってきました。

ここの所、茅葺きの手伝いの方が人手不足の為、頑張って出ています。

自分は応援したい気持ちと興味があるから手伝いへ行きますよね。

実家も茅葺きですし。

よく言われること

「茅葺屋根ってまだあるんですか? 仕事になるほど需要がある?」など聞かれます。

多くはないですよね。

神社仏閣などを除いた実際に人が住んでいる民家となると更に少ないでしょうね。

「メリットが無い。トタンを掛けた方が良いんじゃない?」と言われます。

遮音性や断熱性も良いですけどね。

見た目を優先する割には、えらく現実的な事を言われることが多い気がします。

そもそも昔ながらの日本家屋への評価が低い?

新築などを見ても熱効率を重視する傾向にありますよね。

エアコンの効きが良く、ロスが少ない。

締め切った密閉性の良い空間を確保するのが優先?

これらの機能を備えた日本家屋を作るまでの需要がないと観るべきですかね。

現段階では

日本家屋はニッチなものになっている。

茅葺き屋根は更にニッチ。

新しい日本家屋の住宅が建てられることは少ない。

更に屋根を茅葺きにするなんてことは出来ない。

消防法や建築基準法などの法的規制がある故に。

結局

現時点で建っている茅葺き屋根のお宅が今後どうするか?

今住んでいる人たちが居なくなったら取り壊す運命?

それともトタンを掛ける?

日本の田園風景として残ってくれると良いんですけどねぇ。